夢幻の宴
ムゲンノエン
- 著： 倉橋 由美子
エッセイ36篇＋小説2篇1986～95年の倉橋文学の宴
普通、作家たるものには、時代の雑踏の真ん中にいて、まわりの声を拡大して叫び、時には人々の先頭に立って踊り狂うことまで期待されたりします。この期待にとても添えそうにない人間としては、現役の作家たることを止め、冥界に籍を置いて、時折、誰の手になったものかわからない、つまり鬼の手になる作品を雑踏の中に投げ入れて、物好きな人間が拾って読むのをひそかに愉しむ、という悪戯でもするほかありません。──本文より
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書誌情報
紙版
発売日
1996年02月19日
ISBN
9784062080422
判型
四六
価格
定価：1,708円（本体1,553円）
ページ数
236ページ
初出
収録作品参照
収録作品
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作品名初出
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作品名
夢幻の宴
初出
『週刊新潮』１９９３年３月２５日号
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作品名
好き嫌い
初出
『新潮』１９８９年８月
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作品名
転居のお知らせ
初出
『新潮』１９８８年５月（「ワープロと言葉」を改題）
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作品名
自然の中のシュンポシオン
初出
『サントリークオータリー』１９９５年７月夏号
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作品名
酒と茶
初出
『潮』１９８８年１月
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作品名
夜 その過去と現在
初出
『サントリークオータリー』１９９５年１０月秋号
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作品名
犬のエディのこと
初出
『酒』’８９年９月
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作品名
虫の声
初出
『花』１９８６年８月 虫のこと改題
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作品名
野分
初出
『Ｔｒｅｆｌｅ』１９８２年９月
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作品名
知的魔力の泉
初出
明治大学・大学生活の道標 １９８８年３月
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作品名
近況
初出
『新刊ニュース』１９８９年９月
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作品名
「花の下」を観る楽しみ
初出
〈花の下〉銀座みゆき館上映パンフレット １９８９年５月
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作品名
妖しい世界からのいざない
初出
『北国新聞』１９８７年１１月
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作品名
案外役に立つもの
初出
『波』１９９０年１０月
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作品名
列子
初出
『産経新聞夕刊』１９８８年１１月２６日
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作品名
漢字の世界
初出
『読売新聞夕刊』１９８７年１１月７日
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作品名
正月の漢詩
初出
『銀座百点』１９８９年１月
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作品名
春の漢詩
初出
『京都新聞』１９８８年１月１日
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作品名
感想
初出
『新潮』新潮新人賞選評 １９８９年１１月
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作品名
小説風作文の時代
初出
『新潮』新潮新人賞選評 １９８９年１１月