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摘出
テキシュツ
- 著: 松浪 和夫

脳死、臓器移植に迫る衝撃の書下ろし長編医学サスペンス。 松浪和夫さんは、乃南アサ、宮部みゆき、高村薫、帚木蓬生、天童荒太氏らの逸材を輩出した、日本推理サスペンス大賞の同窓生である。しかも、デビューしたのが20代半ばと、抜群に若い。当時のわたしの選評、「才能のきらめきは1番」「今後かならず出て来る人」は、間違っていなかった。昨今話題の、脳死をテーマにしたこの作品も、綿密な取材と巧みなストーリー展開に裏打ちされた快作で、今年後半の大きな収穫といえよう。──逢坂剛
書誌情報
紙版
発売日
1997年07月17日
ISBN
9784062081276
判型
四六
価格
定価:2,090円(本体1,900円)
ページ数
334ページ