
パチンコ学講座
パチンコガクコウザ
- 著: 宮塚 利雄
パチンコを支えた人と技。パチンコは面白い産業だった!
パチンコの語源。釘はどうよって作るのか?玉はどうやって洗うのか?景品交換の仕組み、店の経営の秘密……日本唯一[パチンコ・ゼミ]を大学で開講している著者が奥の深いパチンコの世界を案内する。
30兆円という数字の大きさとパチンコ中毒、店の脱税、暴力団との関係など、暗いイメージが先行するパチンコの世界。しかし、70年以上の歴史の中で、産業として、日本政府の保護を受けず、何回も存続の危機に立たされながら、そのたびに独自のアイデアと技術で乗り越えて、より一層大きく成長してきたのもまた事実である。日本で唯一、パチンコを大学のゼミの研究テーマとする著者がパチンコの真の姿を紹介する。
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目次
●チューリップ誕生の秘密
●新型パチンコ機ができるまで
●軍艦マーチから有線放送へ
●「1分間100発」をめぐる攻防
●パチンコ店の経営は儲かるのか
●パチンコのルーツはコリントゲーム?
●パチンコが名古屋で盛んなわけ
●在日韓国・朝鮮人とパチンコの関係
●43、452店から9、365店に
●パチンコ玉とNASAの宇宙ロケットの関係――などなど
書誌情報
紙版
発売日
1997年10月09日
ISBN
9784062082037
判型
A5
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
ページ数
255ページ