心の海へ

心の海へ

ココロノウミヘ

文芸(単行本)

勇気ある提言最新エッセイ集
ようこそ、わが人生
いのちと共にある心の海の記憶から甦る幼い日のこと、青春時代の苦い体験、亡き父母の面影。時の動きをみつめ優しく勁く生きた心の軌跡

人が一生かけてできること。それはごくごくささやかなことだと思うようになった。ささやかになにをするか、なにができるかが問われている。小さな役割。人生を終るとき、悔いのないなにかをしたい。そう思う人の数がふえていったら、それは、確かな力になる。生きるって素晴しいと無理にも思いたい人間として、わたしは心の落ちつき場所をやっとみつけようとしている。――本文より


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書誌情報

紙版

発売日

1996年10月08日

ISBN

9784062083454

判型

四六

価格

定価:1,495円(本体1,359円)

ページ数

228ページ

初出

収録作品参照

収録作品

  • 作品名

    心の海へ

    初出

  • 作品名

    一人家族の家

    初出

    『婦人公論』95・10

  • 作品名

    子供の時間

    初出

  • 作品名

    ひとすじの灯り

    初出

    『小説中央公論』95・12

  • 作品名

    ひそかに告ぐべきこと

    初出

  • 作品名

    耐えている眸

    初出

    『オ-ル読売』89・12

  • 作品名

    「詩人」となる日

    初出

    『オ-ル読売』90・1

  • 作品名

    ネジダ-ノフの壁

    初出

    『オ-ル読売』90・2

  • 作品名

    萩原健一しみじみト-ク

    初出

    『現代別冊』「女たちへ」91・春

  • 作品名

    きものが好き

    初出

  • 作品名

    「野性」を愛す

    初出

    『銀花』107号96・秋

  • 作品名

    不器用です

    初出

  • 作品名

    事件

    初出

    『現代』96・10

  • 作品名

    体調近況

    初出

  • 作品名

    憎悪の歴史に祈りと英知を

    初出

    『北海道新聞』93・9・19

  • 作品名

    南アの解放

    初出

    『北海道新聞』94・5・22

  • 作品名

    パラオの“独立”

    初出

    『北海道新聞』94・10・9

  • 作品名

    五味川純平氏の死

    初出

    『北海道新聞』95・4・23

  • 作品名

    沖縄レクイエム

    初出

    『北海道新聞』95・8・13

  • 作品名

    未来からの問いかけ

    初出

    『北海道新聞』95・8・13

著者紹介