看護婦は家族の代わりにはなれない

看護婦は家族の代わりにはなれない

カンゴフハカゾクノカワリニハナレナイビョウトウデミタカゾクノスガタ

看護婦だけでは本当の“看護”はできません。
自分の1番身近な人が病んだとき、そして終末を迎える時、本当に大切なことを忘れていませんか?
看護婦が見つめて、感じた、考えた「家族と看護」のあり方。

夫婦、親子、祖父母……誰が病気になっても、家族にとっては一大事であり、深刻な出来事。この一大事にどのように立ち向かっていけばよいのか。看護婦として、長年、看護の現場でいろいろな患者と家族の姿を見つめてきた著者が「家族と看護」について考える。

さまざまな人を看護していて痛感することですが、病気を背負った患者にとって、家族や身近な人の存在にまさる慰めはありません。闘病する患者にとって、家族の思いやりは不可欠だといっても過言ではないと思います。終末を迎えようとしている患者にとっても、それは言えます。――(あとがきより)


  • 前巻
  • 次巻

書誌情報

紙版

発売日

1997年11月04日

ISBN

9784062084680

判型

四六

価格

定価:1,760円(本体1,600円)

ページ数

286ページ

著者紹介