
維新前夜
イシンゼンヤ
- 著: 童門 冬二

幕末、維新という歴史の奔流の中男の夢、女の情を時代に捧げた、群雄の本懐!
激動の時代の中で、己の信念を貫き、信念に殉じた5人の生き様を、浩然たる筆致で描く!
●国難解決に、通例を破り「挙国一致連合政権」を構想した老中筆頭――阿部正弘
●攘夷の嵐の中、総領事ハリスに国境を越えた人間の真心で仕えた――メリケンお吉
●新たな時代の実現のために、同志からの攻撃にも耐えた――桂小五郎
●一国一城の主となる!徳川幕府最後の夢を託された――近藤勇
●博徒と呼ばれながら、高杉晋作らと勤王の志士たちを支えた――日柳燕石
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書誌情報
紙版
発売日
1997年03月05日
ISBN
9784062084833
判型
四六
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
ページ数
314ページ
初出
収録作品参照
収録作品
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作品名初出
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作品名
日本大地震―阿部正弘
初出
『小説現代』95年4月号を改題
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作品名
国際化の女―メリケンお吉
初出
『小説現代』95年8月号
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作品名
中座の達人―桂小五郎
初出
『小説現代』95年11月号を改題
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作品名
幻の甲府城主―近藤勇
初出
『小説現代』96年9月号
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作品名
勤王博徒―日柳燕石
初出
『酒』(酒之友社)連載を改題