北朝鮮、最期の選択

北朝鮮、最期の選択

キタチョウセンサイゴノセンタク

金正日による不当な「権力の世襲」は、国の崩壊を早めるだけだ。新体制が隠しつづける北の真実を今、明かす!
祖国解放のため地道な活動を続けてきた「朝鮮民主統一救国戦線」が金正日の理不尽な登場に、たまらずベールを脱いだ。金日成に死刑を宣告されながらも生き延びてきた朴甲東の悲痛な叫びを聞けば、北への援助が人道ではなく、非道にあたることがよくわかるだろう。

●朝鮮民主統一救国戦線とは──
1992年1月、モスクワで創立された北朝鮮の民主化、解放を目指す組織。メンバーは、北朝鮮では、高位級幹部だった亡命者を中心にして、ロシア、中国、アメリカ、ウズベキスタン、カザフスタン、韓国、ドイツ、日本など世界各地で400人を越え、さらに増加中だ。金日成・正日政権の残虐性や虚構性を身を持って知っている人たちだけに、今後の活動が今、注目されている。

カバーのイラストはウズベキスタン共和国タシュケント市のKさんから救国戦線の機関紙『救国』に寄せられたもの。


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書誌情報

紙版

発売日

1997年12月18日

ISBN

9784062084987

判型

四六

価格

定価:1,870円(本体1,700円)

ページ数

255ページ

著者紹介