漢方――日本人の誤解を解く

漢方――日本人の誤解を解く

カンポウニホンジンノゴカイヲトク

間違いだらけの「日本の漢方」を正す。
『小柴胡湯』は慢性肝炎の薬ではない。
センナは劇薬である。
ちっとも痩せない「痩せる石鹸」。
気功はたんなるショウではない――など
本場・中国の伝統医学の大家が提唱する「こうすれば漢方で救われる」

【著者が唱える漢方との正しいつきあい方】
2000年もの「人体実験」を繰り返した中国漢方の極意は、体質や食事から処方まですべてを「寒」と「熱」で2分することから始まる。
●体質の「寒熱」を見分ける22項目
湿っぽい肌、涙目は「寒」。乾燥肌、充血した目は「熱」
●食品の「寒熱」分類例
キュウリ、豚肉、砂糖は「寒」。キャベツ、牛肉、酒は「熱」
●生薬の「寒熱」と効能
柴胡、地黄、大黄は「寒」。当帰、人参、麻黄は「熱」
●処方の「寒熱」と適応症
小柴胡湯、五苓散は「寒」、葛根湯、八味地黄丸は「熱」


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書誌情報

紙版

発売日

1997年10月23日

ISBN

9784062085588

判型

四六

価格

定価:1,760円(本体1,600円)

ページ数

238ページ

著者紹介