
「次」はこうなる
ツギハコウナル
- 著: 堺屋 太一
避け難く、かつ未曽有の大変化が日本と日本人に迫っている。それは、過去の経験からも現在の知識からも測り知れないことだ。
今、我々日本人に一番必要なことは何か。
「小子化」「農村の消滅」「人件費の高騰」等によって衰退の瀬戸際に立たされる日本。著者一流の深い現状分析と歴史認識から次の時代につながるヒントを導き出す。
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目次
・「知価社会」が始まった
・「ニッポン少子社会」を襲う国難
・「日本叩き」から「日本飛ばし」へ
・日本が進む「気難しい老人国家」への道
・官僚が描く「破局のシナリオ」
・超円安、インフレが日本を襲う
・最適工業社会をつくった日本の苦悩
・嫉妬を正義に置き換えた愚かさ
・建設業ばかり増えるのは異常だ
・林業消減、農業と小売店は激減
・「仕方」ではなく「仕組み」を変えよ
・日本人は何を捨て去るべきか
・国際化とボーダレス化は違う
・「格差のある社会」に耐えられるか
・「俯き加減の時代」の「人材」とは
・「次」を感じとる競争
書誌情報
紙版
発売日
1997年08月27日
ISBN
9784062085830
判型
四六
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
ページ数
326ページ