オムツをしたサル

オムツをしたサル

オムツヲシタサル

ヒトが「裸のサル」なら、赤ちゃんは「オムツをしたサル」!?
子どもの成長を「発達神経」の領域から眺めてみると、「ナーンダ、ソウダッタノカ」と思えることばかり。これまで悩んでいたことが、嘘のよう!!

赤ん坊がオムツをするのは、あたりまえのことだが、禁じ手である動物との比較をさせてもらうと、これがきわめて異例のことであるのがわかる。ヒトが多くの動物とちがうところは、言葉を使うこと、2本足で立つことというのが、これまでの定説だ。ぼくはこれに「オムツ」を使うこと、というのを加えたい。もっとも、いまでもオムツを使わない人たちがアフリカにはいるらしいので、ちょっと言葉や二足歩行より説得力は欠くけれど。──本文より


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書誌情報

紙版

発売日

1997年03月07日

ISBN

9784062086448

判型

四六

価格

定価:1,650円(本体1,500円)

ページ数

236ページ

著者紹介