悪魔の予言

悪魔の予言

アクマノヨゲン

日本人の生き方に衝撃を与える近未来図!!

「悪魔の予言」の一部
●日本の国内総生産は含み益を食いつぶして5年後は半分になる
●保護されてきた銀行はつぶれノンバンクが生き残る
●基幹産業は消滅し、日本は枝葉産業だけになる
●頭脳労働者が大量流出し、先端産業は日本を見捨てる
●日本人は外国嫌いになって再び鎖国する
●役に立たない政治家と役人は半減する
●日本は防衛力を高めて日米安保を破棄する
●企業の定年は40歳になる
●国営の姥捨山がいたるところに出現する
●日本人の半数は年収400万円以下になる

日本人の8割以上が自分を中流だと思っている。しかし、最近はその中流精神が崩れてきた。今後は、下流が大量発生する。中流精神は、上の人に卑屈にならない。納得できないときは意見をいう。下流は、自分が社会の中心とは思わない。社会に対して無責任である。だから、寄こせ寄こせと騒ぐのである。下流の特徴は、その日暮らしである。そして、悪いことはみんな他人のせいにする。自分が矢面に立つことはさける。昔は、ボロは着てても心は錦、と歌っていたが、今は、錦を着てても心はボロである。日本人全体が下層民化している。このままゆくと自ら手を汚して働く人がいなくなるので、やがては心だけでなく、着物もボロになる。──〈あとがき〉より抜粋


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書誌情報

紙版

発売日

1997年07月14日

ISBN

9784062086905

判型

四六

価格

定価:1,760円(本体1,600円)

ページ数

238ページ

著者紹介