敗戦後論

敗戦後論

ハイセンゴロン

文芸(単行本)

「戦後」とは何か?いま生きられる場所の深部で「われわれの戦後」と出会い、真にラディカルな思考の回路を拓く力作評論集。

ここで辿られているのは、もしわたしが戦後の問題を考えるとしたら、どういう順序になるか、ということではないかと思っている。……オレは知らないヨ、という無関心を起点に、戦後と戦後責任について考えるとしたら、その順序はこうなる。そういうことをわたしは、ここに、政治と文学と、2つの方向から、2つの論の形で、書いてみたつもりである。(「逆行の弁――『敗戦後論』前史」『本』8月号)


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書誌情報

紙版

発売日

1997年08月07日

ISBN

9784062086998

判型

四六

価格

定価:2,750円(本体2,500円)

ページ数

340ページ

初出

収録作品参照

収録作品

  • 作品名

    敗戦後論

    初出

    『群像』1995年1月号

  • 作品名

    戦後後論

    初出

    『群像』1996年8月号

  • 作品名

    語り口の問題

    初出

    『中央公論』1997年2月号

著者紹介