
霧ホテル
キリホテル
- 著: 赤江 瀑

この世ならぬ逢魔が時の美曼茶羅。言葉の魔術師・赤江瀑が紡ぐ、見果てぬ夢の数々……。 つれて帰ってくださんせ。お江戸へ――。地の果て、海峡の町の幻霧からしのび出た遊女の口説き。法悦と戦慄が織りなす幻想譚12。 日清戦争講和会議の下関へ李鴻章の輿の担ぎ手として来た美青年との一夜恋が転生する「龍の訪れ」。愛した女達の頭蓋骨が月の庭に埋まっている表題作等。
- 前巻
- 次巻
書誌情報
紙版
発売日
1997年08月28日
ISBN
9784062087513
判型
四六
価格
定価:1,870円(本体1,700円)
ページ数
318ページ
初出
収録作品参照
収録作品
-
作品名初出
-
作品名
霧ホテル
初出
『小説宝石』1995年10月号
-
作品名
隠れ川
初出
『小説新潮』1992年1月号
-
作品名
眠る劇場
初出
『オ-ル読物』1991年7月号
-
作品名
宵宮の変
初出
『問題小説』1995年8月号
-
作品名
夢違え詣で
初出
『小説新潮』1991年5月号
-
作品名
恭々しき春
初出
『問題小説』1994年4月号
-
作品名
桔梗色の火のけむり
初出
『別冊婦人公論』1984年秋号
-
作品名
闇の渡り
初出
『小説現代』1993年3月号
-
作品名
辛紅の眠り
初出
『別冊小説宝石』1994年秋号
-
作品名
愛しき影よ
初出
『読売新聞』1989年4月22日朝刊
-
作品名
星月夜の首
初出
『婦人公論』1985年11月臨時増刊号
-
作品名
龍の訪れ
初出
『別冊小説宝石』1987年8月号
著者紹介
著: 赤江 瀑(アカエ バク)