脳と神経、気になる謎

脳と神経、気になる謎

ノウトシンケイキニナルナゾシンケイナイカイノメ

カラダのコンピューターがおこす不思議と神秘。
なぜピクピクしたり、シビレたり、ケイレンしたりするのか?誰にもおきる意外なサインを第一人者がやさしく説き明かす。

ぼくたちがそれなりに「神経」をすり減らしながら使っていると、ふるえたり、まぶたがピクピクしたり、ときには頭が痛くなる。みな神経内科の症状だ。酒飲みの千鳥足も、フグのシビレも神経システムの変調だ。それどころか、声がかれたり、オシッコの出がおかしいことも、ものが二重に見えることも、脳や神経の機能が関係していることがある。男と女のちがいは、脳の性能のちがいだ。――本文23ページより抜粋


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目次

●心ならずも手足がふるえるとき
●まぶたや手足がピクピクするとき
●正座のあとのシビレとうずき
●フグ中毒から蘇るとき
●なぜ酒酔いで、千鳥足になるのか
●医者の頭痛のタネ、頭痛
●謎めく脳の病変を映し出す
●脳の動脈瘤が破裂するとき
●すわ、神経疾患か?
●気になるイビキと寝息
●オシッコが大変だあ
●ふるえてトボトボ歩く
●風呂の立ちくらみ
●遺伝子と踊り明かすとき
●なぜネコの目は光で輝くのか
●なぜかイヌの目玉はよく動く
●女性の謎、方向音痴とおしゃべり
●脳とダイエット
●アガサ・クリスティーの毒物学
●りこうな恐竜の神経学

書誌情報

紙版

発売日

1997年11月13日

ISBN

9784062089791

判型

四六変型

価格

定価:1,650円(本体1,500円)

ページ数

250ページ

著者紹介