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へらへらぼっちゃん
ヘラヘラボッチャン
- 著: 町田 康

町田康の手にかかれば、日本語はこんなにも魅力的だ!注目の作家、待望のエッセイ集。
音楽も文学も、ただ分類の問題ではありませんか。なにがなにを支配するということではなく、ひとつの命や魂のなかで沸騰しているものは同じものなんですよ。わたしはそのような沸騰、或いは振動による力や意味をできるだけ多くのひとと共有したいと思っています。共感したいと思っています。共鳴したいと思っています。だからわたしが歌い、演じ、書くことはみんな同じなんです。みなわたしにとっては音楽なんです。――本文より
書誌情報
紙版
発売日
1998年01月14日
ISBN
9784062089876
判型
四六
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
ページ数
262ページ
初出
収録作品参照
収録作品
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作品名初出
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作品名
旅人・遊び人
初出
『文學界』1995年8月号
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作品名
自分の触覚で歌い書く
初出
『東京新聞』1997年5月16日号
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作品名
だだけ者の妄念
初出
『小説トリッパー』1997年秋季号
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作品名
音楽とわたし
初出
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作品名
ロック次郎長伝
初出
『朝日新聞』1994年3月23日号
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作品名
阿呆の生活
初出
『ミュージック・マガジン』1997年3月号
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作品名
読切供花・ふぬけの死
初出
『i-Dジャパン』1992年12月号
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作品名
浴槽の破砕
初出
『ミュージック・マガジン』1994年7月号
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作品名
どうにかなる日々
初出
『月刊にいがたタウン情報』1995年12月号~1996年2月
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作品名
へらへらぼっちゃん
初出
『シティロード』1993年6月号~1994年2月号
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作品名
成増、菅原神社裏。
初出
『月刊東京人』1995年4月号
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作品名
大阪のにおい
初出
『月刊東京人』1993年8月号
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作品名
よのなかの道
初出
『小説現代』1995年1月号~12月号
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作品名
空想の手紙・ベルさま
初出
『朝日新聞』1997年1月14日号
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作品名
また誰も来ねえ
初出
『ワンダープレス』
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作品名
地獄の予約
初出
『新潮』1996年11号
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作品名
奇病の群
初出
『週刊小説』1997年6月27日号
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作品名
ああなんたるいたちごっこ!
初出
『群像』1997年6月号
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作品名
めぐってきた因果
初出
『読売新聞』1997年7月3日号
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作品名
WAITING IN VAIN
初出
『すばる』1993年10月号
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作品名
ライブで行こうと考える。
初出
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作品名
絶望的なありさま
初出
『文學界』1996年4月号
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作品名
武頼のほうへ―織田作之助『世相』『子守歌』『六白金星』
初出
『月刊東京人』
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作品名
尾崎放哉のビート感覚
初出
『國文學』1995年1月号
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作品名
ぎゅんぎゅんの心―井伏鱒二『シグレ島叙景』
初出
『CREA』1997年9月号
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作品名
ちょっと笑って怖くなる―色川武大『怪しい来客簿』
初出
『文學界』1997年5月号
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作品名
人間はデクノボーになり果てる―車谷長吉『漂流物』
初出
『文學界』1997年3月号
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作品名
夜泣きハム―馬場あき子『世捨て奇譚』他
初出
『Views』1995年7月号
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作品名
一膳飯屋とフランス飯屋―遠藤ミチロウ『真っ赤な死臭』
初出
『図書新聞』1994年
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作品名
遊びの苦しみ―町田康『くっすん大黒』
初出
『新刊ニュース』1997年6月号
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作品名
もはや慈悲なし―ルイス・ブニュエル『銀河』
初出
『月刊東京人』1993年4月号
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作品名
なんという因果であろうか、孤独であろうか―アミール・ナデリ『マンハッタン・バイ・ナンバーズ』
初出
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作品名
早よ歩け―セルゲイ・ボドロフ『モスクワ・天使のいない夜』(映画パンフレット)
初出
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作品名
『アトランタ・ブギ』によせて―山下政志『アトランタ・ブギ』
初出
『映画芸術』
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作品名
石井さん
初出
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作品名
『エンドレス・ワルツ』雑感
初出
『ぴあ関西版』1995年8月22日号~10月31日
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作品名
ぎりぎりの音―阿部薫『風に吹かれて』(CDライナーノート)
初出
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作品名
ザッパ中毒
初出
『ユリイカ』1994年5月号
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作品名
セックス・ピストルズ再結成反物語
初出
『ミュージック・マガジン』1997年6月号
著者紹介
著: 町田 康(マチダ コウ)