
誰からも好かれようとする女たち――モナリザシンドロ-ム、微笑みの心理
ダレカラモスカレヨウトスルオンナタチモナリザ・シンドロームホホエミノシンリ
- 著: ウ-テ・エ-アハルト ,
- 訳: 平野 卿子
「いい娘(こ)」のまま窮屈に生きるか、のびのび楽しくやっていくか!!
彼に、夫に、友だちに。みんなにきらわれないように気をつかうから、なんとなく息苦しい。毎日のできごとを例にとった女性心理学者の鋭い分析に、あなたも必ずハッとさせられる。目からウロコで、200万部のベストセラー!
彼女たちは、やさしく微笑むことで相手に見くびられ、意のままにされてしまうことを知っている。しかし、そうしなければ望みを遂げたり、あまりみっともない思いをせずに事態を切り抜けることができないと思っているのだ。だから、たとえひどい目にあわされても本気で抵抗しようとはしない。拒まれたらどうしようというひそかな不安のため、心ならずも顔に終始微笑をはりつけている。そうなるともはや微笑は本来の喜びの表現ではなく、ひそかな不安の反映になる。「わたしを好きになってちょうだい。意地悪しないで。見捨てないで!」――本文104ページより抜粋
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目次
序章 「すべての人」から「好かれたい」
第1章 「愛とは、彼の靴下を洗うこと」――つくしてしまう心理
第2章 「デキる女は淋しい女」――同調しようとする心理
第3章 「ひとりにだけはなりたくないの」――微笑みに隠された心理
第4章 「女は男より頭が悪いほうがいい」――自己暗示にかかる心理
第5章 「頼りない女ほどかわいがられる」――従属してしまう心理
終章 楽しい人生はすぐそこに
書誌情報
紙版
発売日
1998年01月06日
ISBN
9784062090209
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
258ページ