私論・勝新太郎

私論・勝新太郎

シロン・カツシンタロウ

文芸(単行本)

人間の魅力とは一体何だろう?
昭和の銀幕(スクリーン)を疾風の如く駆け抜けた男の知られざる横顔(プロフィール)。

男には、命を賭けてでも渡らなければならない橋がある。
俺にとって、マリファナは神様だよ。
戦争に勝った国から、戦勝税をとれ。
付き合いがあると言ったって、盃をもらったわけじゃあない。
犯罪がなくなったら、警視庁はメシのくいあげだろう。
俳優(やくしゃ)は、いぶし銀の芸なんて言われるようになったら、お終いだよ。
名前を変えて、運がよくなっちゃったらどうするんだ。
死んだら、一生寝ていられる。――勝新語録(抜粋)


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書誌情報

紙版

発売日

1998年05月15日

ISBN

9784062090896

判型

四六

価格

定価:1,760円(本体1,600円)

ページ数

282ページ

著者紹介