
日本人と中国人、どっちが「馬鹿」か
ニホンジントチュウゴクジンドッチガバカカ
- 著: 孔 健
中国人は腹の中で日本人を恐れている!!知ったかぶりの「相互理解」が最も危険だ!!
「漢字」を使っているから2つの民族は近いと思ったら大間違いだ!!日本人の「馬鹿正直」、中国人の「イイカゲン」、最後に笑うのはどちらか!?
日本人と中国人は、同じ漢字を使い、同じような容姿をしていながら、「似て非なる」人種なのである。また、互いに、自信を持ち、自分のほうが優秀であると思い込んでいる「馬鹿」なところも似ている。日本人は真実は1つしかないと信じ込み、白か黒かの決着をつけたがる。
中国人は真実は2つ以上あるとおおらかに考え、1つの結論を押しつけない。「対立する2つのものが1つになる」「裏があるから表がある」「暗があるから明がある」という考え方は、中国が5千年の動乱の時代を生き抜いてきた知恵なのである。(中略)
誤解を恐れず、ズバリ言わせてもらおう。ほんとうは、腹の中で、日本人は「中国人にかなわない」と考え、逆に中国人は「日本人にはかなわない」と考え、お互いに評価し合っているのではないだろうか。──「まえがき」より抜粋
- 前巻
- 次巻
目次
第1章 「漢字」でわかり合えると思ったら大間違い
第2章 中国人はいいかげんだが、日本人もノーテンキ
第3章 インチキとウソ、どっちがうまいか、ひっかかるか
第4章 キツネとタヌキの化かし合い、最後に笑うのはどっちか
第5章 日本人と中国人、お人好しなのはどっちか
第6章 日本人と中国人、「真実」は常に2つ以上ある
書誌情報
紙版
発売日
1998年02月25日
ISBN
9784062090988
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
218ページ
著者紹介
著: 孔 健(コウ ケン)