
赤瀬川原平の名画探険 印象派の水辺
アカセガワゲンペイノメイガタンケンインショウハノミズベ

みずみずしい色彩世界のヒミツを読む
赤瀬川原平×モネ、シスレー他58点
印象派の絵には、絵画の行き着く最終地点があり、同時に絵を描こうという気持ちの原点がある。そのふたつが無垢の形で結合していて、ほとんど永遠の気持ち良さが光っているのだ。(中略)それまで観念の世界にしっかりと縛られていた画家たちの絵筆が、見たままに描きたいという欲望に目覚めて、アトリエから外に出てきた。人類初のめくるめくような体験である。(本文より――赤瀬川原平)
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書誌情報
紙版
発売日
1998年07月17日
ISBN
9784062092227
判型
AB
価格
定価:2,640円(本体2,400円)
ページ数
63ページ