
日本の危機の本質
ニホンノキキノホンシツギャクシュウノコッカセンリャク
- 著: 副島 隆彦
アメリカの「騙し」と「去勢」の日本支配!!
日本の危機の本質は、実は経済にあるのではなくて政治にある。日本の現在の指導者層の人々が、あまりにも「米国依存」したことが根本の原因である。私の考えでは、現在の日本の指導者層の人々は、アメリカのマインド・コントロールにかけられている。アメリカの言いなりである。もっと悪い言葉をあえて使えば、洗脳(ブレイン・ウォッシュ)されつづけているのだ。「日米対等」のふりだけはするが、実際には少しも対等ではない。……すなわち、日本はアメリカの属国である、ということである。――(本文より抜粋)
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目次
日本初の世界恐慌を起こすべきである/グローバリストに管理されている日本/「日米対等」という幻想/日本の自称「リベラル」派の欺瞞/「金利」と「為替」で日本を封じ込めたアメリカ/アメリカに見捨てられる自民党/日本の安全保障代は年間七兆円/金利スプレッド四パーセントの意味/財閥系六グループの企業群だけが生き残る/自民党と大蔵省がたくらむハイパー・インフレ/グローバリストに恫喝される日本の官僚たち/日本の取るべき国家戦略とは/アメリカが突きつけた最後通牒 ほか
書誌情報
紙版
発売日
1998年06月08日
ISBN
9784062092623
判型
四六
価格
定価:1,980円(本体1,800円)
ページ数
310ページ