思春期、七つの危険な疑問

思春期、七つの危険な疑問

シシュンキナナツノキケンナギモン

こんなことを子どもに聞かれてあなたはどう答える!
●なぜ、人を殺してはならないのか?
●なぜ、援助交際をしてはならないのか?
●なぜ、いじめをしてはならないのか?
●なぜ、勉強をしなければならないのか?
●なぜ、ウソをついてはならないのか?
●なぜ、お年寄りを大切にしなければならないのか?
●なぜ、選挙にいかなければならないのか?

子どもはじっと見ている――
多くの子どもを見ていて感ずることは、子どもは如実に親を映し、家庭と家族の風土と文化をまるごと語るということです。子どもはウソをつかないし、だますこともできません。(中略)礼儀やいたわりや感動的な人間関係が「所与の事実」(最初から与えられたもの)としてそこにあれば、子どもはそれを「当然のこと」として、素直に受け止めるようになるでしょう。――(「プロローグ」より)

少年少女のいじめ、殺人、暴力事件が多発する今、「親子の対話が成立しない」「生徒の心が分からない」と嘆く前に、世の親や先生は、子どもたちの当たり前すぎる質問に、真っ正面から答えることが大切である。


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書誌情報

紙版

発売日

1998年08月11日

ISBN

9784062093026

判型

四六

価格

定価:1,760円(本体1,600円)

ページ数

222ページ

著者紹介