ぼくにとっての学校

ぼくにとっての学校

ボクニトッテノガッコウキョウイクトイウゲンゾウ

登校拒否児が大学学長になるまで
独自の外国語習得法からオリジナルの発想まで

小中学校時代、3分の1しか出席できなかった落ちこぼれが、学問を志し、苦学しながら外国語を習得、独自の発想法で動物行動学界のリーダーになるまでの全軌跡。

部屋へ通された先生は、両親の前でいきなりぼくに、「君は自殺することをいいと思うか、悪いと思うか」と言ったのです。ぼくは急を突かれてどぎまぎして、つい、「悪いと思います」と言ってしまった。すると先生は、「おまえは自分が悪いと思っていることを、なんでしようとするんだ」。
親はとてもびっくりしました。──本文より


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書誌情報

紙版

発売日

1999年02月10日

ISBN

9784062093606

判型

四六

価格

定価:1,870円(本体1,700円)

ページ数

238ページ

著者紹介