
メジャ-リ-グの陰謀
メジャーリーグノインボウニホンヤキュウカイヲオソウビッグバン
- 著: タック 川本
日本のプロ野球がアメリカの傘下マイナーリーグに入るなんて考えたことありますか?
メジャーリーグ球団の日本人フロントとして活動する著者が、日本球界にビッグバンを迫るメジャーリーグの手口とその実体をあきらかにする警告書!!
伊良部がヤンキースに入ったとき、跳ねだされたのはだれか?
野茂と伊良部、どちらがアメリカ人に好かれているか?
なぜメッツのバレンタイン監督は日本人選手を次々にとるのか?
シドニーオリンピックにメジャーリーガーは出場するか?
アメリカでもっとも尊敬されている日本の野球選手はだれか?──(本書を読めばわかります)
ここ数年の日本人選手の活躍によって、衛星放送などのメジャーリーグの試合は、日本のお茶の間でも目にすることが普通になり、試合の結果もほぼリアルタイムでわかるようになってきた。しかし、選手を雇う側、つまりメジャーリーグ球団の本当の姿というのは日本ではあまり報道されることはない。それどころか、現地の記者でもつかめない、メジャーリーグの裏の姿を知ることなど皆無であろう。
フィールドでプレーする選手がベースボールの主役であることは間違いないが、プロスポーツビジネスというもうひとつのフィールドを舞台に、アメリカとアジアのベースボール発展のために、メジャーリーグというものをわたしの体験を交えて、この本のなかで描いてみた。スポーツ読み物というだけでなく、アメリカ人と日本人との考え方の違い、文化の衝突という面からも面白く読んでいただけるものと自負している。──あとがきより
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書誌情報
紙版
発売日
1998年10月28日
ISBN
9784062093798
判型
四六
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
ページ数
239ページ