
イタリア車火焔地獄
イタリアシャカエンジゴク
- 著: 清水 草一
警告!スーパーカー病がますます悪化する本
清水、おまえもほんとにバカだなあ。鉄の魂が官能的な狼になるなんて、幻だぜ。だけど、幻を追うのが男ってもんか。その心意気好きだな。愛すべきバカに乾杯。──北方謙三
フェラーリ、ランボルギーニ、アルファロメオこの愛すべきバカ車たち!!
なにしろイタリア男にとって、クルマが好きじゃないということはすなわちインポあるいは変態性欲の持ち主ということとイコールらしい。つまり息をすると同じように、生理現象として全員クルマが好きということで、それが社会の大前提になっているらしい。クルマが好きじゃなくなる時は息が止まる時と一緒らしい。いや、天国だろうが地獄だろうがアクセル全開らしい。──(本文より)
著者敬白
この本の印税の大部分を、先日バラバラに砕け散った愛機・フェラーリ348tbのオイルポンプ駆動チェーンテンショナーの修理代に充てんさせていただきます。
恐々謹言
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書誌情報
紙版
発売日
1998年09月10日
ISBN
9784062093873
判型
四六変型
価格
定価:1,320円(本体1,200円)
ページ数
195ページ