ミレ-の生涯

ミレ-の生涯

ミレーノショウガイ

画家の親友が明かす巨匠の真実!
[ミレーファン必見の書]
《種をまく人》《落穂拾い》《晩鐘》など、農民の生活や田園風景を愛情を込めて描いたミレー。美術界からの激しい攻撃や貧窮生活に耐え、自己の芸術を貫いた、求道者にも似た生涯を、親友が画家の多くの手紙を交えて証言する、ミレー伝の決定版。

本書は、アルフレッド・サンスィエ著『ジャン=フランソワ・ミレーの生涯と作品』(1881年刊)の翻訳である。
著者のサンスィエが1877年に没し、遺稿の状態で置かれていた。それを編纂し、1881年に現在の形で刊行したのが、美術評論家のポール・マンツである。マンツは原書の序文でこう語っている。
〈サンスィエの葬儀の日、遺族と友人たちの間では、彼のすでに完成された手稿を立派に公刊しよう、との衆議一決がなされた。事実この伝記のおもしろさは、初めの数章を読んでみればすぐわかる。そして高貴で有能な画家としてのミレーの重要性、ひいては彼の生涯を知るべき理由も納得されるはずである〉


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書誌情報

紙版

発売日

1998年10月15日

ISBN

9784062093880

判型

A5

価格

定価:3,740円(本体3,400円)

ページ数

335ページ

著者紹介