最期は思いのままに!

最期は思いのままに!

サイゴハオモイノママニユイゴンヲカクトイウコト

話題の書『400字の遺言』から、その後の10人の生き方を取材!!
遺言で、何が起き何が変わったか!?
「しめくくりの時こそ、自分が主役。悔いなく生きる心の準備を」

遺言をテーマにしたエッセイの募集から『400字の遺言』の編集にいたる過程で、多くの人たちの遺言に対する考え方を読むにつけ、それまで自分が抱いていた遺言に対するイメージとは違って、自らの生き方に寄せた人生訓のようにも受け取れるようになった。そこには、読んだ分だけの人生が存在していた。だからこそ私はそこにドラマを感じ、感動を覚えたのである。
遺言を書いたことによって、ほとんどの人が自らの生き方を思い返し、また見なおし、自分と家族への思いを新たにしたのではないだろうか。私自身、いかに死ぬかは“生老病死”と真摯に向きあい、いまを精いっぱい自分らしく生きることしかないと実感させられたしだいだ。──「序章」より抜粋


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目次

序章 人生を楽しく、悔いなく生きる
第1章 「嫁」のままで死にたくない
第2章 遺産相続争いに巻きこまれて
第3章 もう遺言は書かない
第4章 「葬式無用」の波紋
第5章 遺言で家族が得るもの、失うもの
第6章 生きる支えを見つける
第7章 子どもたちへの生き方メッセージ
第8章 老親の介護を体験して
第9章 家裁にもちこまれた遺言
第10章 父と同じ道を選んだ息子へ
終章 「新しい自分」が生まれてくる

書誌情報

紙版

発売日

1998年09月08日

ISBN

9784062093965

判型

四六

価格

定価:1,650円(本体1,500円)

ページ数

228ページ

著者紹介