特捜検事の「証拠と真実」

特捜検事の「証拠と真実」

トクソウケンジノショウコトシンジツ

「捜査」という舞台は、筋書のないドラマである。

「正義」とは何か?「人間」とは?未曾有の事件を前に、時に戸惑い、時に立ちすくむ検事たち。知られざる犯罪捜査の舞台裏が、今明らかに!!

検事生活31年余、東京地検特捜部検事として6年。「京都大学医学部青医連監禁事件」から「千葉大チフス菌事件」「ロッキード事件」「戸塚ヨットスクール監禁致死事件」「愛犬家連続殺人事件」まで、現代日本を震撼させた数々の事件の捜査を手がけた著者が、人間の原罪の深さに苦悩しつつも「正義の番人」として事件解決に奔走する検事たちのドラマをあますことなく描き出す!!


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目次

第1章 人はなぜ罪を犯すのか
第2章 調書の切れ端から
第3章 証拠の発掘現場
第4章 法廷闘争──千葉大チフス菌事件
第5章 天の網──衝撃!ロッキード事件

書誌情報

紙版

発売日

1998年10月21日

ISBN

9784062094351

判型

四六

価格

定価:1,980円(本体1,800円)

ページ数

330ページ

著者紹介