
インポテンス
インポテンス
- 著: 永倉 萬治

愛か、ボッキか。
不能になってしまったら、愛は終わりか?
インポは男の終結宣言なのか?性的能力を失いかけた男の性のリハビリ遍歴。
涙なくしては読めない切実な問題小説!
●ルビコンの河ならぬシリコンの壁か。──シリコン注入療法
●家族に隠れてバイブレーターをこっそり使う中年男。どうだ、いかがわしいだろ。──オナニー療法
●見栄を張って「Mサイズ」にしたのがまずかったかな。──真空ポンプ
●たった1錠で、雄々しいペニスが取り戻せるなら──バイアグラ
- 前巻
- 次巻
書誌情報
紙版
発売日
1998年12月01日
ISBN
9784062094436
判型
四六
価格
定価:1,980円(本体1,800円)
ページ数
308ページ
初出
『小説現代』’98年5月号~10月号