
川からの釣人の手紙
カワカラノツリビトノテガミイツデモフライフィッシングビヨリ
- 著: 柴野 邦彦
釣りをこよなく愛する貴兄が川へ行けない日のために。
味わい深い文章と絵でフライフィッシングの魅力をたっぷり堪能できる。月刊「Fly Fisher」の大人気連載がこの1冊に。
いつ行っても魚を釣ってくる名人の話を書くつもりなら、それは簡単だ。魚が釣れそうもない季節、天気、時間の川、そして魚の居ない川へ行かなければいいのだ。そうすれば、あの人は川へ行けば必ず魚を釣ってくる名人という結果になる。しかし名人でない釣人にとって、釣りに不適当な条件などどこにもない。日照りだろうと、雪が降ろうと、朝でも昼でも晩でも竿を持って川に行きさえすれば、いつでもがフライフィッシング日和だ。釣人にとって最良の日とは、川を歩いて魚がたくさん釣れた日であり、釣人にとってその次に良い日とは、魚は釣れなかったけれど川で1日を過ごせた日なのだから。──「まえがき」より抜粋
- 前巻
- 次巻
目次
第1章 Wet in Wet
第2章 Dry Brush
第3章 Overpainting
書誌情報
紙版
発売日
1999年02月15日
ISBN
9784062095938
判型
A5
価格
定価:2,200円(本体2,000円)
ページ数
158ページ