永遠のジブラルタル

永遠のジブラルタル

エイエンノジブラルタル

文芸(単行本)

そして、夏がきた。知のネットワークに躍動する魂の漂泊者たち。生の十字路を凝視して豊饒に展開する、青野文学の秀作。

妻と別れ、勤めを辞めた大日向陽太郎の前に突然現われた男・呉竹良房。かつて一緒にスペインを放浪したこの男は、連れてきた少女を、大日向の娘だという。


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書誌情報

紙版

発売日

1999年06月24日

ISBN

9784062096157

判型

四六

価格

定価:2,420円(本体2,200円)

ページ数

330ページ

初出

『群像』1997年5月号~1999年1月号

著者紹介