ファイナル・ラウンド

ファイナル・ラウンド

ファイナル・ラウンド

文芸(単行本)

男の人生は闘いだ
昭和31年、慶応高校ボクシング部で共に闘った5人の仲間。戦後の光と闇を生き抜いた男たちに、いま人生最後の闘いが始まる!書下ろし長篇小説

ファイナル・ラウンドとは、最終回、つまりボクシングの試合の最後のラウンドのことです。ファイナル・ラウンドのゴングが鳴れば、泣いても笑ってもあと3分間で、試合は終ってしまいます。
そして僕は、人生も同じだと思ったのです。途中で「しまった」と思っても、その少し前からやり直す訳にはいきません。しかし、最終ラウンド、ファイナル・ラウンドの終了ゴングが鳴るまでは、どんなに負けていてもチャンスは残っているのです。
はたしてこの小説の5人の主人公たちは、どんな人生のファイナル・ラウンドを、闘うのでしょうか。──著者


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書誌情報

紙版

発売日

1999年05月20日

ISBN

9784062096485

判型

四六

価格

定価:1,870円(本体1,700円)

ページ数

270ページ

著者紹介