ぼくが「医療常識」を信じない理由

ぼくが「医療常識」を信じない理由

ボクガイリョウジョウシキヲシンジナイワケ

どこかおかしい最近の病院。だれのための医療なのか!?
世界有数の医療先進国ニッポン。平均寿命も「世界一!」のはずなのに「医療不信」はつのる一方……。個人病院はお金儲けのことばかり、大病院はベルトコンベアー的な診察ばかり!!

医薬品が不足して困ることなど考えられず、高価な医療機器も過剰と思われるほど備えられている世界有数の医療先進国ニッポン。乳児死亡率は世界最低レベル、みなさんよくご存知のように、平均寿命も世界一です。また、だれもがとりあえず「平等」に治療を受けられることが保証されている国も、そんなにはありません。
まさにいいことずくめ……のはずなのですが、現実には新聞やテレビなどでしょっちゅう「医療不信」という文字が躍ります。個人レベルでも、医療に対する不満、不安、不信を抱いている人も少なくありません。
どうして、そんなおかしなことになってしまうのでしょうか?──「はじめに」より抜粋


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目次

第1章 ちょっとおかしい最近の医学情報
第2章 気になる病院の医療事情
第3章 健康を求めすぎる不健康
第4章 「ストレス治療」という勘違い
第5章 病院で苦しまずに死ぬための10カ条

書誌情報

紙版

発売日

1999年08月24日

ISBN

9784062098373

判型

四六

価格

定価:1,650円(本体1,500円)

ページ数

254ページ

初出

『週刊読売』96年3月~9月、『TOTO通信』96年6月、『月刊宝石』96年9月、『NOMAプレス』96年9月~97年8月、『RONZA』97年2月、『ばらんす』97年4月~99年3月これに加筆・訂正しました。

著者紹介