闊歩する漱石

闊歩する漱石

カツポスルソウセキ

誰も書かなかった画期的「漱石」論!
どうして“名前のない猫”を主人公にした小説が描けたのだろうか。坊ちゃんの発する悪態の由来は何か。世界の文学史のなかで夏目漱石をとらえ直す珠玉の文芸評論

◆目次
忘れられない小説のために
三四郎と東京と富士山
あの有名な名前のない猫


  • 前巻
  • 次巻

書誌情報

紙版

発売日

2000年07月28日

ISBN

9784062102667

判型

四六

価格

定価:1,760円(本体1,600円)

ページ数

248ページ

初出

収録作品参照

収録作品

  • 作品名

    忘れられない小説のために

    初出

    『現代』1998年7月号(「『坊つちやん』と文学の伝統」を改題)

  • 作品名

    三四郎と東京と富士山

    初出

    『文藝春秋』1999年4月号

  • 作品名

    あの有名な名前のない猫

    初出

    『現代』2000年2月号

著者紹介