昭和文学史 上巻

昭和文学史 上巻

ショウワブンガクシ

文芸(単行本)

10年の歳月著者畢生の書下ろし!
昭和文学の時々刻々をドキュメンタリー風に辿る記念碑的傑作

【本書の特徴】
1.列伝体を採用、“読み物”文学史
2.作品が未読でもわかる工夫
3.タブー「日本とアジア」を検証
4.女性作家の活躍を通史的に網羅・細述
5.大衆文学を独立して記述
6.最新の資料、研究成果を使用


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目次

●昭和文学の出発
芥川龍之介の死
若き昭和文学者の群像
小林秀雄、中野重治、堀辰雄の始動
円本時代、新感覚派、エスプリ・ヌーボー、私小説
谷崎潤一郎と佐藤春夫と川端康成
女性の世紀(1)先駆者列伝
大衆文学の歴史(1)ヒーロー誕生
文豪像の定着
●戦争下の文学
プロレタリア文学盛衰史
女性の世紀(2)自由と自立への道
転向の時代
昭和10年代の文壇
●日本とアジア 日本統治下の文学
中国(1)
台湾
中国(2)竹内好と武田泰淳
朝鮮 海峡を越えて

書誌情報

紙版

発売日

2001年07月03日

ISBN

9784062105538

判型

四六

価格

定価:5,280円(本体4,800円)

ページ数

682ページ

著者紹介