昭和文学史 中巻

昭和文学史 中巻

ショウワブンガクシ

文芸(単行本)

前人未到20世紀日本文学の粋!
興味尽きない出来事に彩られた作家達のドラマ“読む”文学史、愈々(いよいよ)佳境

【本書の特徴】
1.列伝体を採用、“読み物”文学史
2.作品が未読でもわかる工夫
3.タブー「日本とアジア」を検証
4.女性作家の活躍を通史的に網羅・細述
5.大衆文学を独立して記述
6.最新の資料、研究成果を使用


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目次

●日本とアジア 日本統治下の文学(承前)
中国(3)戦争文学 日中戦争
樺太・千島
中国(4)「満州」
マレー、タイ、シンガポール
ビルマ、タイ北部、ベトナム、カンボジア
ジャワ、オランダ領東インド諸島、スンダ列島(インドネシア、フィリピン)
●戦後文学
原爆文学
1945年8月15日
「近代文学」と「新日本文学」
大岡昇平と野間宏
埴谷雄高と武田泰淳
梅崎春生と椎名麟三と藤枝静男
三島由紀夫
加藤周一、中村真一郎、福永武彦
花田清輝、堀田善衛、長谷川四郎
福田恒存、木下順二
無頼派列伝 石川淳、太宰治、坂口安吾、織田作之助、檀一雄
「異邦人」論争と中村光夫
女性の世紀(3)百花繚乱
大衆文学の歴史(2)戦後編

書誌情報

紙版

発売日

2001年09月14日

ISBN

9784062105545

判型

四六

価格

定価:5,280円(本体4,800円)

ページ数

656ページ

著者紹介