
昭和天皇(下)
ショウワテンノウ
- 著: ハーバート・ビックス ,
- 監: 吉田 裕 ,
- 訳: 岡部 牧夫 ,
- 訳: 川島 高峰 ,
- 訳: 永井 均
「意思なき君主」か「意思ある大元帥」か
構想10年、20世紀日本最大のテーマに答える
2001年ピュリッツァー賞受賞
戦火は中国大陸からアジア太平洋へと広がっていく。敗戦にいたる歴史の過程で天皇は帝国日本の御輿に過ぎなかったのか。あるいは軍事情報に精通、作戦指導もする名実ともに大元帥だったのか――日本近現代史最大のテーマ、昭和天皇の戦争責任論議に終止符を打つ歴史巨編。
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目次
第10章 戦争の泥沼化と拡大
第11章 真珠湾への道
第12章 大元帥の試練
第13章 遅すぎた降伏
第14章 創り直された君主制
第15章 東京裁判
第16章 神秘性をとりもどす
第17章 静穏な晩年と昭和の遺産
書誌情報
紙版
発売日
2002年11月25日
ISBN
9784062105910
判型
A5
価格
定価:2,530円(本体2,300円)
ページ数
374ページ