医療崩壊 私たちの命は大丈夫か

医療崩壊 私たちの命は大丈夫か

イリョウホウカイワタシタチノイノチハダイジョウブカ

30兆円を超す国民医療費、暗雲立ちこめる介護保険。
待ち受ける悲惨な医療状況を突破する道はあるのか?
あるべき21世紀医療を問う。

国民の側も医療エゴイズムを排し、医学・医療を見つめる目に広がりを持つべきではないかと思うのだ。
本書はそのような視点で、現代の医学・医療のなかから9つの断面をテーマに選び、その現在を問うた内容である。医学・医療を真のヒューマニズムに戻すには、まず現在の状況をありのままに見つめることこそが重要だ。――「まえがき」より

・医療事故の真因は、病院・医師側の密室性にある
・医師の保身、病院の面子が、医療事故を隠蔽している
・病院3つの壁、医療被害者5つの壁をどう乗り越えるか
・医師自らが死生観も人生観もなしに最先端医療に向かう不安
・IT医療時代の賢い患者は、自らの医療観を持つべきである
・病院経営は、二極化現象で生き残りをかけて戦う時代へ
・次代の老人を待ち受ける悲惨な医療状況を回避できるか
・21世紀の医療の変化7つの方向とは?


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書誌情報

紙版

発売日

2001年12月13日

ISBN

9784062106719

判型

四六

価格

定価:1,760円(本体1,600円)

ページ数

256ページ

著者紹介