
誰かに教えたくなる社名の由来
ダレカニオシエタクナルシャメイノユライ
- 著: 本間 之英
知っていますか?有名企業310社
社名に「夢」を託した青年創業者たちの熱い思いと秘話(ドラマ)
意外や意外!戒名あり神話あり中国伝説あり。
「泣ける」創業の理念も、再発見できます。
●「トヨダ」を「トヨタ」に決断した意外なドラマ
●「易経」の「万物資生」から誕生した「資生堂」
●海外のヒット接着剤を攻め出せ「セメダイン」
●「ワコール」はフランス語などでなく「和江を留める」
●なぜカメラの「ミノルタ」が「稔る田」にこだわったか?
●「ハエと蚊の殺し屋」そのままに「フマキラー」
●「味精(みせい)」で売り出し家族会議で「味の素」に逆転
●「香王」も捨てがたかった「花王」
●「株式会社ぞうきん」に固執した「ダスキン」の創業者
すべての社名には、創業者(命名者)の夢や願いが秘められている。社名は、会社という事業を通じて、創業者が社会に向けて発信した何らかのメッセージである。
たとえば、スナック菓子を“発明”した「カルビー」には、菓子づくりを通じて食糧難時代の子どもたちを救おうとした創業者の情熱が込められていた。日本で最初の本格的な接着剤を開発した「セメダイン」には、日本市場を席捲していた外国製接着剤に対する創業者の宣戦布告の覚悟が込められていた……。
社名の由来をエピソードをまじえてたどることで、創業の精神や創業者の熱いメッセージに触れ、消費者はもとより、ビジネスマンや就職活動の学生にとっても、有名企業がより身近に感じられるようになるのではないか――。(「はしがき」より)
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書誌情報
紙版
発売日
2002年04月01日
ISBN
9784062106740
判型
四六
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
ページ数
288ページ