外務省の権力構造

救いようのないスキャンダルはなぜ続発するのか！？
対米外交一辺倒の限界で日本外交はどうなるのか！？
外務省ウォッチャー第一人者が外務省の救いなき病巣を抉る。

●「伏魔殿」外務省はなぜ機能不全におちいったか？
●省ぐるみ機密費流用、在外公館の乱脈はなぜおきたか？
●霞ヶ関のエリート・外務官僚の生態とは？
●情報収集力なき大使館の存在意義はあるのか？
●外交政策の決定権者は誰か？

目次

第1章　機密費スキャンダルの衝撃
第2章　外務省の「裏ガネ」機密費
第3章　田中真紀子外相の登場と外務省争乱
第4章　霞が関のエリート・外務官僚の生態
第5章　日本外交のポリシーメーキング
第6章　日米同盟50年の転換点と外務省
第7章　インテリジェンス不在の日本外交
第8章　ポスト同時多発テロの外交・安保戦略
第9章　「外務省改革」はどうあるべきか

書誌情報

紙版

• 発売日: 2002年02月06日
• ISBN: 9784062109376
• 判型: 四六
• 価格: 定価：1,870円（本体1,700円）
• ページ数: 256ページ

著者紹介

著： 歳川　隆雄（トシカワ　タカオ）