立川談志遺言大全集(11) 落語論(二) 立川流落語論

立川談志遺言大全集(11) 落語論(二) 立川流落語論

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「入門して35年。いくつになっても師匠は恐い」――立川流真打ち土橋亭里う馬(本巻の「月報」より)

落語協会脱会、小さん師匠との決別、立川流創設。波乱のさなかに書いた談志落語の真髄!

オリジナルCD(約74分)付き
「芸談・ものまね・放言(11)洒落のわからない奴は落語をやめろ」


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目次

1936年、東京都に生まれる。本名、松岡克由。16歳で柳家小さんに入門、前座名「小よし」。18歳で二つ目に昇進し、「小ゑん」。27歳で真打ちとなり、五代目立川談志を襲名する。1971年、参議院議員選挙に出馬し、全国区で当選、1977年まで国会議員をつとめる。1983年、真打ち制度などをめぐって落語協会と対立し、脱会。落語立川流を創設し、家元となる。
著書には『現代落語論』『あなたも落語家になれる』『立川談志独り会』全5巻(以上、三一書房)、『新釈落語咄』(中央公論社)、『眠れなくなるお伽咄』『家元を笑わせろ』(以上、DHC)、『酔人・田辺茂一伝』『談志人生全集』全3巻、『談志百選』『談志ひとり会 文句と御託』(以上、講談社)、『食い物を粗末にするな』(講談社+α新書)などがある。

書誌情報

紙版

発売日

2002年07月18日

ISBN

9784062111317

判型

四六

価格

定価:4,180円(本体3,800円)

ページ数

368ページ

初出

本巻収録の作品は、1985年、31書房から『あなたも落語家になれる』として刊行。本巻収録にあたって、著者による校訂のうえ、若干の再編集(誤りの訂正、一部表記の統一、一部見出しの変更)を行った。巻末の「落語立川流、その後」は本巻のための書き下ろし。

著者紹介