狂食の時代

狂食の時代

キョウショクノジダイ

狂牛病は始まりにすぎなかった――

筑紫哲也氏絶賛!!
全世界衝撃のノンフィクション
イギリス最高のジャーナリストが描く、危機の本質

●抗生物質づけの食肉
●それでも、養殖魚を食べられますか
●体内に溜まる殺虫剤
●暗黒の未来――遺伝子組み換え食品
●続発する新種の食中毒

恐怖はもっと根深いところにある。その1つは、私たちが口にする食糧が、本書で詳述されているように、異常な形で作られていることである。肉骨粉は生産性を高めるために使われたのだが、人間が人間の発育を早めるために人間の死体を砕いて食べる図を想像してみれば、いかに異常かがわかる。だが、それは異常のごく原始的な一形態に過ぎない。農薬、殺虫剤、抗生物質、食品添加物、そして遺伝子組み換え……その実体は本書が示す通りである。
――筑紫哲也(ジャーナリスト)


  • 前巻
  • 次巻

書誌情報

紙版

発売日

2002年03月29日

ISBN

9784062111560

判型

四六

価格

定価:2,090円(本体1,900円)

ページ数

292ページ

著者紹介