いつから私は「対象外の女」

いつから私は「対象外の女」

イツカラワタシハタイショウガイノオンナ

四十をすぎても、人妻でも、恋の気分は味わいたい。
なのに世の中の男ときたら……。

若かったときは、男からちやほやされた経験だってある。
いくつか熱い恋もしたし、優しい夫にもめぐりあえた。
こういうのをたぶん幸せって言うんだろうな。
だけど、何かが足りない気がする。
考えてみたら、恋のときめきなんて、ずいぶん味わってない。
でも、いったい誰が今の私をきちんと「女扱い」してくれるんだろう?――

『源氏物語』「ブス論」研究で知られる著者が古典文学史的視点で考察する「いくつになってももてる女」でいるための方法論。自らの経験もふまえて出した結論とは?


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目次

序 女の四十代はこんなにも悲しい
第1部 「対象外の女」から抜け出すために
第2部 「もてる女」の秘密をさぐる
第3部 「もてる女」への近道とは
終 「男の振り分け」ノススメ

書誌情報

紙版

発売日

2002年08月20日

ISBN

9784062111614

判型

四六

価格

定価:1,760円(本体1,600円)

ページ数

240ページ

著者紹介