いい人で終わる人 クソ力が出せる人

いい人で終わる人 クソ力が出せる人

イイヒトデオワルヒトクソヂカラガダセルヒト

人間は、悩むと、能力がガタ減りする。
カーッとなって思い切ってしまうと、
自分でも信じられない「力」が出る!!

このごろ世の中は、日ましにきびしさを増している。
こんなご時世だからこそ「いい人」を捨ててしまおう。
「いい人」を捨ててガムシャラになると、必ずクソ力がわいてくる。
クソ力こそ「生きる力」なのである。

私は電通を辞職して独立したとき、大失敗をして倒産しかけたことがある。当時の私は、経営コンサルタントといっても実績がなく、本を書くことしか能がなかった。だから、一生懸命、本を書いた。(中略)
41日間で、3冊ぶんの原稿を書いた。その途中で心配になった。
「俺は体が弱い。こんなムチャクチャなことをやっていると死んでしまうぞ」しかし、心配していては、事務所がつぶれてしまうぞ、と思っているうちに、カーッと腹が立ってきた。そして、思った。
「守って死ぬくらいなら、攻めて死んでやる!」
後になって思った。あれが、「火事場のクソ力」だったのだなあ、と。――「あとがき」より抜粋


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目次

第1章 自分の性格に合った「気の使い方」
第2章 なぜ「いい人」は、早死にするのか!?
第3章 気を使いすぎてウツになる人 クソ力が出せる人
第4章 傷つきやすい人の心のメカニズム
第5章 強そうに見える人たちも実は弱かった
第6章 頭でっかちに生きるより、底力で生きる
第7章 憎まれっ子で生きるか いい子で終わるか

書誌情報

紙版

発売日

2002年02月25日

ISBN

9784062111669

判型

B6変型

価格

定価:1,540円(本体1,400円)

ページ数

224ページ

著者紹介