私、引きこもり主婦です。―どんな自分にも「YES!」を

私、引きこもり主婦です。―どんな自分にも「YES!」を

ワタシヒキコモリシュフデスドンナジブンニモイエスヲ

これは「わがまま」なの?

夫にも理解されにくい「引きこもり」主婦。
どうしようもない孤立感、絶望感、ウツ状態から立ち上がるまでの日々。

(1)朝、目が覚めたとたん、胸に重たい石がのっているような気がする
(2)人に会いたくない、何もしたくない
(3)理由のない焦燥感、イライラ
(4)不眠、朝、起きられない
(5)食欲がない、味がしない
(6)動悸、息切れ、手の震え
(7)家から出たくない
(8)家族、特に夫への依存心の増加
(9)新聞、本が読めない
(10)なんでもないことで泣いてしまう
……突然襲ってきたそんな心身の諸症状。いつの日か「治る」ということがあるのだろうか?

50歳前後になって突然やってきた、深い落ちこみと絶望感。それは、それ以前の「軽いウツ」状態とは全く違ったものだった。とにかく、人に会いたくない、外が恐い……。主婦なのに、「引きこもり」である。
一体自分はどうなってしまうのか?増えていくアルコール量、睡眠薬。家族にもわかりにくかった辛い日々を回想する。


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目次

〈第1章〉 ウツのトンネルから出口へ
〈第2章〉 トンネル以前――7年間ウツの小道を出たり入ったり
〈第3章〉 深まるウツ(1998年-2000年)
〈第4章〉 引きこもり主婦の日常
〈第5章〉 回復の兆し(2000年秋-2001年)
〈第6章〉 ウツとさまざまなものの関係
〈第7章〉 ウツが行くネパール
〈終章〉 新しい自分へ

書誌情報

紙版

発売日

2002年05月20日

ISBN

9784062113168

判型

四六

価格

定価:1,650円(本体1,500円)

ページ数

224ページ

著者紹介