
世界覇権国アメリカの衰退が始まる
セカイハケンコクアメリカノスイタイガハジマル
- 著: 副島 隆彦
“対テロ戦争”で戦争経済(ウォー・エコノミー)に突入したアメリカ。
軍需産業を梃子(てこ)に景気回復を狙う世界覇権国は、内部から立ち腐れてゆく。
冷徹な事実から世界情勢を読む、過激な正論最新刊!
アメリカ最大の公共事業は軍隊と国防・軍需産業である。今のブッシュ政権は「戦争屋(ウォーモンガー)」である。彼らは世界各地に、戦争という火をつけてまわりたいのである。戦争という“火つけ”をやることによって、景気を良くして自分たちに迫りくる世界大恐慌を吹き飛ばしたいと考えている。
……世界覇権国(ザ・ヘジェモニック・ステイト)(世界帝国)となっている今のアメリカは、世界中でやりたい放題である。……日本がこれ以上アメリカにべったりと寄り添って、アメリカの属国をやり続けることが、本当に日本国の長期で見た場合の、国家の利益(国益)を守ることになるかどうかを私たちはここで慎重に考えるべきである。――(はじめにより抜粋)
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書誌情報
紙版
発売日
2002年07月04日
ISBN
9784062113465
判型
四六
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
ページ数
262ページ
初出
備考参照