ブロンド(上) マリリン・モンローの生涯

ブロンド(上) マリリン・モンローの生涯

ブロンドマリリンモンローノショウガイ

孤児院出の少女から銀幕の女王に。
20世紀を代表する美女が辿った悲劇の人生。
その真実に迫る伝記文学の最高傑作。

パパはなんでも好きなことをこのベイビー・ドールにしていいのよ。
だってベイビー・ドールはパパのものなんだもの

愛しているのならわたしをひとりにしないで。
ひとりにするのならわたしを愛さないで

セックスは自然なものよ。自然なものには大賛成なの――モンローの言葉より

20世紀のセックス・シンボルに
父親を知らずに育った内気な少女ノーマ・ジーンは、母親が心を病んだことにより里子に出され、孤児院生活も強いられる。だが早くから男の目を引きつける魅力に溢れた彼女は、16歳で最初の結婚をして以来、数えきれない男性遍歴を重ねつつ、映画スターへの道を歩き始めた。
現代アメリカ文学の俊才でノーベル文学賞の候補にも上げられる女流作家が描く、スキャンダラスで哀切きわまりないマリリン・モンローの生涯。


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書誌情報

紙版

発売日

2003年02月28日

ISBN

9784062114271

判型

四六

価格

定価:2,970円(本体2,700円)

ページ数

624ページ

著者紹介