
マイページに作品情報をお届け!
奇偶
キグウ
- 著: 山口 雅也

神の名は――。
混迷の中、片目になった推理作家は、自らの墓碑銘を書き始めた。
その墓碑銘は……《偶然》。
『生ける屍の死』以来の大長編1200枚!
が奇妙な偶然の一致だった。
医師(せんせい)、気が狂いそう で
神 がたとえ、私を I''''m depressed……
人骨の骰子(さいころ)ということが まるで盲の
ている。 そんな確率ですべて 猿と 小人が嘲笑う
宇宙の法則だとしても
奇遇いや……奇偶という だろう
――誰かが骰子(さいころ)を振って、‘この世界を壊す’ことに決めたんだろう……。――(本文より)
書誌情報
紙版
発売日
2002年10月10日
ISBN
9784062115827
判型
四六
価格
定価:2,640円(本体2,400円)
ページ数
616ページ
初出
備考参照