
切り裂きジャック
キリサキジャツク
- 著: パトリシア・コ-ンウェル ,
- 訳: 相原 真理子

コーンウェルが真犯人を突きとめた!
7億円の巨費と現代科学を駆使して迷宮入りの難事件を解明する。
切り裂きジャックとは、1888年にロンドンの下町イースト・エンドで娼婦を惨殺した連続殺人犯のあだ名である。現在までさまざまな容疑者が指摘されているが、未解決に終わっている。コーンウェルは初めてのノンフィクションにも得意の鋭い推理力を発揮し、ジャックの正体をヴィクトリア朝の画家だと指摘した。彼の絵画を収集して絵の具を分析し、また彼が出したと推定される手紙の紙質を調査して直接証拠の発見に努力している。この事件に賭けたコーンウェルの凄まじい情熱をひしひしと感じる。――仁賀克雄(犯罪研究家)
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書誌情報
紙版
発売日
2003年01月31日
ISBN
9784062115834
判型
四六
価格
定価:2,200円(本体2,000円)
ページ数
466ページ