民主主義の原価

民主主義の原価

ミンシュシュギノゲンカ

突破者が解き明かす
「政治のブラックボックス」「民主主義の落とし穴」

隙間社会から管理社会へ日本人の活力を削ぐ事態に対し、アウトロー史観から大胆な提言。
●民主主義の正体
●戦後民主主義の出発点と帰着点
●戦後疑獄事件と55年体制維持
●アウトローから見た疑獄事件
●政治とカネ
●「民主主義」の誤解

政治のブラックボックスといわれる戦後の疑獄事件の再検証を手がかりに、民主主義そのものについて再考しようと思う。
取り上げるのはロッキード、リクルート、佐川急便と皇民党、鈴木宗男の各事件である。これらは検察とメディアの動きに特徴があるのだが、カネと民主政の関係、メディアと検察・官僚の動き、その中で暗躍するアウトローの姿を通じて戦後日本の「民主主義」を考えてみようと思う。――「まえがき」より


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書誌情報

紙版

発売日

2003年03月20日

ISBN

9784062115919

判型

四六

価格

定価:1,760円(本体1,600円)

ページ数

208ページ

著者紹介