
浜田広が語る「随所で主となる」人間経営学
ハマダヒロシガカタルズイショニシュトナルニンゲンケイエイガク
8期連続で増収、最高益を更新!
“勝ち組企業”リコーはなぜ強いのか
「お役立ち」と「納得」がリコーの2つのキーワードだとすると、「随所に主となる」が経営者や管理職のための行動のキーセンテンスである。随所に主となるという状況をどれだけつくることができるかというのが、トップマネジメントや管理職にとって重要なのだ。(中略)現場にとって最適なことは、現場にいる部下が判断することなのだ。
私はヒラ社員のころから、組織で人が動く行動原理というのを現場で見てきた。だから、社長がどれだけ働いても、随所で盛り上がってこなければ、大集団は動けないことを知っている。随所、随所に主役、主人公がいなければならないのである。リコーの行動指針の第1に、「自ら行動し、自ら創り出す」と明記されている。――(本文より抜粋)
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目次
第1章 リコーの軌跡――非常事態脱出、快進撃へ
第2章 逆こそ真なり――私の経営哲学
第3章 わが行ひにせずば甲斐なし――私の行動原則
第4章 リーダーの条件
第5章 これからの時代を読む
書誌情報
紙版
発売日
2002年11月27日
ISBN
9784062116220
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
230ページ